日本をつなぐ いのちをつなぐ③
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、金美齢さんと宮田修さんの豪華対談の最終話です。
ほんわかする中にも、本当に深いお話がいっぱいです。どうぞ、最後までお読みくださいね!
金 美齢さん(評論家)VS 宮田修さん(生命尊重センター代表)
新しい命を送り出す女性にエールを
宮田さん)僕、9人兄弟の末っ子なんです。上に兄と姉が4人ずついて、僕は5男です。今、子供が9人いたらテレビが取材にくるよね。
母親が亡くなった時、お葬式をしたら、そこに子供、子供の配偶者、孫、孫の配偶者、ひ孫、ひ孫の配偶者候補まで来て、全部で50人以上でした。僕の両親はどちらも兄弟が多くて、僕が子供のころ、父母両方のいとこ会をやったら100人を超えました。
金さん)素晴らしいですね
宮田さん)日本人が喜びとして生きてきたことが、神主さんの祝詞にあるのですが、「子孫(うみのこ)の八十続五十橿八桑枝(やそつづきいかしやぐわえ)の如くたちさかえつかへ奉らしめ給えと」という言葉です。
「うみのこ」と言うのは、海で元気に遊ぶ子供じゃなくて、産んだ子、つまり子孫です。うみのこ、産んだ子の「八十続」で永く永く続いて、「五十の樫の木、枝」のようにどんどん増えていく。つまり、「永く続いて立派に子孫がたくさん増えるように」と日本人は神様にお願いしていたのです。
葬儀社を経営している友達が「最近家族葬が増え、葬式の参列者が少ない」と嘆いていました。中には2,3人の場合もある。つまり、その方がなくなって、子供さん、奥さん、わずか2,3人の人に送られて、寂しく旅立っていくと。
僕の母親は95歳で亡くなりました。当時、僕が現役のNHKアナウンサーだったので、葬式の司会をしたんです。すると葬儀社の方が「私、この仕事を長くやっていますが、こんなお葬式は初めてです。みんなニコニコしていますね」って。母は大往生だったので、皆で「おばあちゃん長生きしてくれたよね」等と言っている。母親は、子供たちや孫たちにきちんと送られて旅立ちました。そして、私たちはどうかというと、子供がいなかったら送ってもらえない。要は子供が送り、その子供が年をとるとその人の子供に送られ、順繰り順繰りに送られる。これが、日本人がこの島国でずっと大切にしてきたことです。
どうも我々世代の人間は、子供に対して変に物わかりが良すぎる。「それは君の人生だ」「君の気の済むようにしたらいい。お父さんとお母さんは別人格だから」などと言ってしまう。かつて僕もそう言っていました。でもそれは間違いだと、神主になって気づきました。やはり命はそうやって繋いでいく。それでずっと、未来永劫続くんです。
金さん)英語で家系図のことをFamily treeと言います。木がたわわに実るイメージですね。「産むも産まないは女性の権利」という声が大きいけれど、それは決してメジャーな意見ではありません。
「生命尊重」は家庭、学校、社会の基本です。「人の命は地球より重い」という人もいるのに、なぜ胎内に芽生えた命が尊重されないのでしょうか。私たちは「生命尊重」の声を大きくしていかなければなりません。
≪完結≫
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