夏の疲れは、胃腸対策から！①　宮崎の子宝先生より

 皆さん　こんにちは！　不妊相談ひとすじ２０年　宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー　薬剤師の金丸です。

　一昨日は、麗明堂店内で『笹をもっと知ろう会』を行い、狭い店内に１２名の方々にご参加いただきました。

　今月のテーマは、今にぴったりの「夏の疲れのお話」をさせていただきました。

私も、近ごろ例年と比べて疲れるなぁ～　と感じて、それは年齢のせいもあるのかな？と思っていましたが、若い方からご年配の方までいつもの夏の疲れとは違うと仰いますので、やっぱり今年の猛暑の影響も大きのかなぁ～　と思っています。

【笹をもっと知ろう会の様子】

　まずは、昔の夏バテと今の夏バテの違いからお話ししました。

昔の夏バテは、暑いと体温を下げるために汗を大量に掻き、体温を下げようとするときに、脳の体温調節中枢のすぐ近くにある食欲調節中枢も影響を受けて下がることによって食欲が落ち、栄養が不足することによって起きていた夏バテだったので、とにかくアミノ酸やビタミン、ミネラルを補給することによって夏バテが解消していたのです。

　しかし、今の夏バテは、暑いと出てくる汗を掻きたくないために外からと内からと体を冷やしますので、自律神経が乱れてしまって「何となくだるい」とか「何となく体調が今一つ」のような、本来の健康な状態と違うけど、どこが違うかがわからない・・・、どうすれば体調が良くなるのか？その方法がわからない・・・という方が増えています。

　まさにこの状態が、今の夏バテ（現代版）なのです。

　それでは、ただ栄養を補えばよいかというとそうではないのです。何故かと言いますと、自律神経が乱れてしまった状態では、間違いなく胃腸をはじめとした内臓の調子が乱れているので、栄養を入れる前にこの胃腸を整えることが大切なのです。

　そのことを、昔から東洋医学では“胃は中なり”と言って、体の調子を本から整えるには、まず胃腸の状態を整えなさいと教えていたのです。

【今の夏バテを解消するには、まず胃腸を整えること！】

　そこで、胃腸を整えると言いましても、それぞれに胃腸の強さや状態が違いますので、大きく4つのパターンに分類して、整え方を説明しました。

≪この続きは、また明日・・・≫

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