人はなぜ悩むのか① 武藤清栄氏講演より
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
私が過去に心理学について直接を学ばせていただいた先生のお一人、武藤清栄氏の「人はなぜ悩むのか」について、今日から数回のシリーズでご紹介したいと思います。
東京メンタルヘルス所長
武藤清栄さん
昭和26(1951)年、秋田県生まれ。国立公衆衛生院(現国立保健医療学院)衛星教育学科卒業(専攻は健康教育・メンタルヘルス)。精神科での心理療法担当を経て、60年、東京メンタルヘルス・アカデミー(現東京メンタルヘルス㈱)を設立。現在、東京メンタルヘルス所長、モラロジー研究所特任教授、関東心理相談員会会長、日本精神保健社会学副会長等多数。主な著書は『雑談力』(明日香出版)、『職場のメンタルヘルスQ&A』(日本法令)、『マンガでやさしくわかるメンタルヘルス』(日本能率協会マネジメントセンター)、他多数。
悩みとは何か?
人は誰しも、大なり小なり悩みを抱えながら生きています。
私どもの仕事場であるカウンセリングルームには、いろいろな悩みを抱えている方がいらっしゃいます。
誰もが自分の生き方について迷っていて、揺れてもいます。人生は、自分が思い描くようにはうまくいかないことばかりですから、悩むことは自然なことです。人は、よりよい生活や豊かな暮らしをしたいという思いや、気持ちを整理してスッキリしたいという思いがあるからこそ、悩むわけです。
悩みの正体は思考です。推察力や判断力などを思考力と呼んでいます。
この思考は出てこないときや止まってしまうときもありますし、飛んでいってしまう場合や吹き込まれるような場合もあり、さまざまです。
悩みについて実際的に考えてみましょう。
例えばある大学受験生の場合、挑戦している大学に果たして受かるだろうかと心配しています。すべり止めにもう一校受けるべきか、あるいは、受験料がかかるから止めておこうかと葛藤します。そして、志望校に落ちると、やっぱりもう一校受けておけばよかったと後悔したり、自分を責めたりします。
つまり、悩みは出来事の前後にあるわけです。
こうした不安、葛藤、後悔、自責の念、劣等感情、嫉妬心、喪失感など、思考しても思い通りにならないことや解決しないことが悩みやストレスとなります。
≪この続きは、また明日・・・≫
私も、心理学について興味をもって学ぶまでは、悩みの正体は「思考」であるとは知りませんでしたし、考えたこともありませんでした。「悩みは出来事の前後にある」と聞いた時には、目から鱗が落ちた気分でした。
なるほど~
そして、今ではできるだけ悩みたくないと思っていますので、思い通りにならないことや解決しないことがあっても、あまり気にせずに「まぁ、いっか!」と言って、手放しています。
これから展開する武藤先生の話を、どうぞお楽しみに・・・
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