ビューティーアップ講座③
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
千葉での研修の3日目です。
朝から夜までびっしりのスケジュールですので、その素晴らしい内容については、後日ゆっくりご紹介させていただきますね。
山村慎一郎氏
自然療法やマクロビオティック食事指導者として著名な大森英櫻氏や久司道夫氏、山西みな子氏などから、食養や自然療法の基礎を学ぶ。
1999年、アメリカのクシインスティチュートで本格的に望診法に出合いKushiInstitute MCT 修了。帰国後、望診法をベースにした食事指導や、望診法の講座を始める。2008年に株式会社ゴーシュ研究所を設立。現在、全国の望診法講座で講師として活躍し、食事療法や半断食合宿の指導なども行っている。
「食べたもので身体は作られている」という考えのもと、望診法を元に、食養や、マクロビオティックの視点だけではなく、西洋医学や栄養学、漢方の視点も取り入れた食事指導法で臨床例も数多く、またたくさんの望診法指導士も輩出している。
◎肉消費は欧米で減、日本で増
2007年のアメリカの牛肉の消費量1283万トンに対して、日本はほぼ1割の118.2万トンです。つまり、アメリカ人が提唱する健康情報は日本人には合わないことを知るべきです。健康に良いと言われる「ポリフェノール」を含む食品は「陰」が強いものがほとんどです。これらが悪いというのではなく、何の考えもなく健康のためと言ってこれらを食べ続けていると、体が冷え、生理痛、頭痛、体の冷え、生理が止まる、だるい、吹き出物がひどくなる、あるいは不妊などとして症状が出てきます。
◎体を温める食べ物あれこれ
このような症状を解消するには体を温める必要があります。ニラや紫蘇、生姜、ネギなどは血流を良くして冷えの原因である水分の滞りを良くします。浮腫みやイボ、ほくろがある方は甘いものを減らし、主食にハトムギを加えたり、小豆、黒豆、セリ、白菜、冬瓜、トウモロコシなどを毎食少しずつ食べましょう。体が冷えると胸がつかえたり、お腹が張るなどの症状が出ます。このような時は辛みの野菜の他に、スダチやポン酢、柚子、鮭などを加えます。
手足が冷える、気力が無い、疲れやすいという方には、ナツメ、乾燥キノコ、カボチャ、梅干しなどが良いのですが、場合によってはイワシ、ウナギ、サバ、ブリ、甘酒、みりんなどを使います。
◎感覚的なベジ食は不調を招く
心配性、不安症の方にはキャベツ、ゴボウ、ナッツ、黒ゴマをおすすめします。
内臓体温が低いと「プチ冬眠」になると言いました。うつ病、パニック症、引きこもりの症状がある場合は、甘いものを一定期間制限し、チリメン、イワシなどの小魚や桜えびなどでしっかりカルシウムを摂ります。ほかに、ビタミンB群を含むナッツの他、場合によってはチーズや豚肉を使うと、安定の方向に向かいます。漢方でも不安症の場合は、牡蠣(ぼれい=かきがら)や竜骨といった、カルシウムを含む方剤が使われます。マクロビオティック食にしたら生理が止まってしまった、という方もよく見ますが、あまり長期間、無月経の状態を続けるのは良くありませんね。
菜食中心とはいえ、スムージーやスイーツ、果物をとっている方に多いのですが、このようなものはいったんお休みして、豚肉などのお肉を摂るのも一つの手です。お肉を食べると内臓が温まり、ビタミンB群の働きで心が安定してきます。そうしたら、スイーツや果物、生野菜などの摂り方を良く考えてみて、食事を中庸に戻していくのです。
身土不二の和食も食べず、体の声も聞かず、感覚的にベジ食をやり、パンやスイーツや果物などを摂っていると、その結果としてこれまでお話ししたようなさまざまな不調が確実に現れます。
≪続きはまた明日≫
マクロビオティックマガジン「musubi 2月号より」
www.macrobiotic.gr.jp
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