だいじょうぶ「不登校」は抜け出せる①
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
春は、環境の変化が多いことや、気温差が激しく自律神経を整えにくいことから、仕事や学校に行きたくなくなったりする方も多いようです。
今回は、小児科医の加藤善一郎先生の「不登校は抜け出せる」について月刊誌れいろうに掲載されていましたのでご紹介させていただきます。
加藤善一郎氏
岐阜大学大学院教授、小児科医『マンガ 脱「不登校」』著者
岐阜大学大学院医学系研究科小児病態学教授。岐阜大学大学院連合創薬医療情報研究科構造医学教授。日本小児科学会専門医・指導医。日本小児神経学会専門医・指導医。日本人類遺伝学会専門医・指導医。1965年岐阜県美濃市に生まれる。1984年麗澤瑞浪高等学校卒。1990年岐阜大学医学部卒、小児科学教室へ入局し臨床研修。1997年岐阜大学大学院医学研究科修了(医学博士)、奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科、ハーバード大学への留学等を経て大学病院・関連病院での臨床医・研究者としての日々を過ごしている。2010年岐阜大学医学部附属病院小児科准教授。2011年岐阜大学大学院医学系研究科小児病態学臨床教授。2014年現職。
不登校が医療で治る
記者)「不登校」で困り、病院を訪れる親子が増えているそうですね。
加藤さん)増えていますね。今日も先ほどまで小児科の初診外来で診察をしてきましたが、ほとんどが「不登校」で困っているお子さんでした。
私は小児医療の中でも、成長発達期におこる脳や神経、筋の疾患を診る「小児科神経科」を専門にしていまして、自閉症やアスペルガー症候群など発達障害でお困りのお子さんについても診察や治療を行ってきました。ですから、ずっと「不登校」だけを専門に見てきたわけではないのですが、「頭痛が何か月も続いていて」とか「どうしても朝、起きられません」というお子さんを診ていたら、そのほとんどが結果的に「不登校」という状態になっていたのです。
記者)「不登校」は教育現場で対応するものと思い込んでいましたが、医療で対応ができるのですね。
加藤さん)できます。「不登校」という状態を専門に扱う科や専門医がいるわけではありませんが、不登校は"隠れた病気”であるという認識が、小児科医の基本になっています。
私が大学の医学部を卒業した30年ほど前は、不登校の問題で小児科の外来に来るなんて考えられなかったですけどね。当初は不登校でお困りのお子さんを目の前にしても、治療の前例や文献も見当たらないため、手探りでした。どうすればサポートできるか、今までの知識や経験を頼りに少しずつ答えを見つけ出すうちに、不登校に至る背景には、お子さん自身の「身体特性」が大きく関係していることが分かってきたのです。それと共に、成長期ならではの発達の異常など、これまで私が小児科神経科医として積み重ねてきた診断や治療の経験が役立つことも実感するようになりました。
では、どう役立つのか。診察を重ねるうち、不登校に悩むお子さんのほとんどが、自律神経の機能不全の一つである「起立性調節障害」と診断できることが分かりました。この障害は英語の頭文字を取って「ODオーディー」とも言われます。
≪続きはまた明日≫
心の生涯学習誌れいろう 3月号より
麗明堂の子宝専用HPは
https://www.reimeido.com/ をクリックしてください。
~ブログランキングに参加しています!~
今日の記事を気に入って頂けたら、こちら ← か、下のバナーをタッチ していただけると有難いです!皆さんのご愛読、ご支援に感謝いたします。
毎月更新の携帯やパソコンから24時間いつでも聞けるインターネットラジオで、最新の番組は『予祝のすすめ「前祝いの法則」』についてお話しています。ぜひ、お聴き下さいね!
http://www.omoraji.com/reimei.shtml
蒲公英T-1エキスについての詳しい情報は
コメントを残す