「パパ。笑って」心に残る話 ベストセレクション
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日と明日の2日間は漢方の全国大会のために、神戸に来ています。
全国の素晴らしい先生方とお会いするのが楽しみなのですが、今回は私が登壇して発表することになっていますので、緊張しながらの参加です。
さて今日は、私が学んでいる道徳の月刊誌「れいろう」から『心に残る話 』を紹介させていただきます。
何げなく過ぎていく日々の中に、心が温まったり、感動して心が揺れ動いた瞬間はありませんか?そういう瞬間は「記憶」ではなく「心」に残っていくものです。
「パパ。笑って」 サポートカウンセラー 小栗健吾さん 「れいろう」誌 平成28年9月号掲載
「受取力」というタイトルで、本を書いてはいますが、以前の自分はまったく出来事を前向きに受け取ることが出来ていませんでした。
もう十年も前のことですが、長女が五歳になったばかりのことです。当時の僕は、膨大な仕事に追われて、毎日深夜のタクシー帰りでした。やらなければいけないことが気になり、プレッシャーもあって、家に帰っても落ち着かない日々をすごしていました。
その日もすごく疲れて深夜に帰宅した時、イライラしていたこともあり、ドアをそっと閉めなかったため、大きな音をたててしましました。すると、長女が起きてしまい、寝ぼけまなこで玄関まで出てきました。
そして、目をこすりながらも、僕の顔をじーっと眺め、優しくかわいらしい声で、こんなことを言ったのです。
「うちな、パパのそんなお顔、見たくないな。寂しいな・・・だからね、パパ、笑って」
あどけない娘のその一言で、僕は一瞬にしてイライラした気持ちや、疲れた気持ちも吹き飛び、娘を抱きしめていました。
人の気分なんて本当に自分の気持ちの持ち方次第。たったひと言で、一秒もあれば前向きに変わることができる。今、置かれている状況の中で、いいところを探して前向きに受けとって、笑顔でいよう。そう教えてくれたのは、まだ五歳になったばかりの長女でした。
それから、自分の中で決めたこと。娘の前で、疲れた顔を見せない、できるだけ笑顔でいること。「疲れたー」って言わない、マイナスの言葉は使わない、明るく前向きな言葉だけを使おうということ。
時々は、できていないことに気づきます。だけど、いつも心掛けるようにしています。
子供に、“大人になんかなりたくない”って思われたくないし、パパはいつでも元気で素敵だなって思っていてほしいから。自分のありたい姿は自分で決めることが出来ると分かったから。
この時の出来事や娘への感謝は、手紙に書いてこっそりと隠してあります。
いつか長女から笑顔が消えそうな出来事があったら、そっと渡そうと思っています。
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私が先月、パソコンから24時間いつでも聞けるインターネットラジオで、『人を温かく励ます 春風のような言葉』についてお話しています。ぜひ、お聴き下さいね!
http://www.omoraji.com/reimei.shtml
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