「ありがとうの力」心に残る話 ベストセレクション
皆さん おはようございます! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日から3日間は、心に残る話 ベストセレクションの中から、素敵なお話をご紹介したいと思います。
新学期や新年度が始まって20日が過ぎ、環境や気候の変化で心の状態が不安定になりやすい時期です。素敵なお話を読んで、体の栄養と共に、心の栄養も養ってくださいね!
どうぞ、素敵な一日をお過ごしくださいませ。
何げなく過ぎていく日々の中に、心が温まったり、感動して心が揺れ動いた瞬間はありませんか?そういう瞬間は「記憶」ではなく「心」に残っていくものです。
これからご紹介するお話は、モラロジー研究所発行の月刊誌『れいろう』に掲載された『心に残る話』です。
「ありがとうの力」 「れいろう」誌 平成27年4月号掲載
我が家には、毎日いろんな音が響いています。子供の笑い声、歌声、泣き声、走り回る足音、ママの叱る声など・・・・。にぎやかな日々です。
9才の長男と6才の次男、2歳半の長女。三人が布団に入ってから、毎日続けていることがあります。それは、「ありがとう」の時間です。
まず私が子供たち一人ひとり順番に「○○、今日も一日ありがとう」と言います。すると子供が「ありがとう」と返してくれます。続けて「生まれてきてくれてありがとう」というと、また「ありがとう」と返してくれます。そこで子供が一日頑張ったことや、嬉しかったことを話します。そして「おやすみなさい」と言い合って眠りにつきます。
でも、穏やかな日々ばかりではありません。三人のその日の状態で、いろいろな「ありがとう」が返ってきます。すねながらの「ありがとう」。泣くのをこらえて頑張って言えた、ちょっぴり切ない「ありがとう」。元気があり余って、叫び声みたいな「ありがとう」。眠くて意識半分の「ありがとう」。嬉しくて輝いている「ありがとう」。いろんな「ありがとう」の成長を受けとめながら、親もまた喜びと反省の連続です。
時には叱った気持ちを引きずって、私がなかなか「ありがとう」と言えないときもあります。そんなときは子供から「ママ、ありがとうは?」と言われ、自分の未熟さに申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら「そうだね。ごめんね。ありがとう」と、子供のおかげで素直になれます。
どうしても息子たちを叱ることが多いのですが、感情的に怒ってしまい、鬼ママになる事もしばしば。「今日は怒ってごめんね」と謝ると、息子が「ママは悪くないよ。僕が怒らせたんだから、僕が悪いんだよ。ごめんね」と、思いがけない言葉に思わず涙があふれます。こちらが低い心になると、子供からも低い優しい気持ちが生まれるのだと、子供からあらためて教わっています。
子は親の鑑。最近、耳が痛い言葉ですが、すべて親の心の姿勢だと思います。まだまだ両親にも心配をかけている毎日ですが、かけがえのない三人の子どもたちに、何を残してあげられるのかを考えながら、一緒に成長していきたいと思います。
9年前、長男が生まれた日から自然と始めた「ありがとうの時間」。親子で毎日のこの「ありがとう」に救われ、励まされ、癒され、元気をもらっています。「ありがとう」という穏やかな気持ちで一日を終わり、少しでも感謝できる毎日を、これからも子どもたちと続けていきたいと思います。
・・・・・ありがとう・・・・・
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私が先月、パソコンから24時間いつでも聞けるインターネットラジオで、『人を温かく励ます 春風のような言葉』についてお話しています。ぜひ、お聴き下さいね!
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