月のリズムと陰陽五行② ~下弦の月編~
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。昨日は、久しぶりに出張のない日曜日でした。
そこで、「今日は、一日、断捨離をするぞ!」と決めて、一日お部屋の掃除をして資料の片づけをしました。
忙しいことも有難いことで決して悪いことではありませんが、片付けたり、自分を見つめなおす時間も大切だなぁと改めて思いました。
さて、今日から新しい週が始まります。
皆さんが、健やかで有意義な日々を送られますよう願っています。
さて、今日は昨日に引き続き、岡部賢二先生のお話です。すぐに実践できて、とても分かりやすいお話ですので、どうぞお読みくださいませ。
岡部賢二氏
1961年生まれ。日本玄米正食研究所所長。フードアンドメディカルコンサルタント。松岡四郎氏に師事し、正食協会講師として活躍後、2003年に福岡県の田舎に移り住んで日本玄米正食研究所を開設。2005年『ムスビの会』を発足し、2006年より、セミナーハウス「四季の舎ながいわ」を開校。各種セミナーや料理教室、体験学習などを開催している
◎副腎の働きを助ける小豆・小豆かぼちゃや小豆昆布
腎臓の出先機関である副腎は50種類以上のホルモンが作られていて、そのひとつにストレスを緩和したり、炎症を抑えたりするコルチゾールというホルモンがあります。このホルモンの分泌が低下すると、精神的に落ち込んだり、うつ病のような症状、アレルギーのような炎症を引き起こすことが分かっています。
小麦粉や白砂糖、乳製品の多食によって腸内で炎症がおこるとコルチゾールが分泌されて炎症を抑えてくれるのですが、炎症がひどくなると、副腎が疲れ切ってしまい、コルチゾールを分泌できなくなり、身体全体に炎症反応が広がっていきます。
そうなると医学的には副腎皮質ホルモン(ステロイド)を使って炎症を抑えようとします。しかし薬に頼らなくても、腸内環境を良くし、腎の負担を減らしてあげることができれば、アレルギーやリウマチなどの症状は和らいでいきます。この時に副腎の働きを助けてくれるのが小豆です。小豆かぼちゃや小豆昆布は、腸の炎症を抑え、副腎機能を高めるうえで、すぐれた食薬になります。
◎充電のためにもしっかり休養を取ろう
腎を良くする食べ物としては、黒くて塩気(ミネラルの多い)のあるものです。黒胡麻、黒豆、黒米の黒色は、小豆と同じアントシアニンという抗酸化物質です。ヒジキや昆布、わかめ、あらめ、モズクといった海藻類、そば、きくらげといった食材もよいですね!黒色食品には亜鉛やビタミンCといったホルモンの製造や活性にかかわる大事な成分が多く含まれています。
季節の食材としては、寒い時期にできる大根や人参、レンコン、ゴボウ、自然薯、葛と言った根菜類がお勧めです。冬場は、こうした根菜類に火をしっかり入れて煮炊きした煮物が身体を温めてくれます。
月の周期では、下弦の月期に小豆や根菜類、海藻類、黒色食品、体内の水はけを良くする高野豆腐や切り干し大根、干し椎茸といった、天日に干した乾物類をしっかり摂るようにすると、腎の働きを高めることができます。
下弦の月のリズムは、充電する、蓄える周期なので、新月期の新たなスタートに向けてエネルギーを蓄えるために休養をしっかりと取りましょう。温泉で湯治をしたり、ゆっくりと自宅で瞑想や内観をしてみてはいかがでしょう。
この時期に自分をいたわり、しっかりとケアしてあげることで、眠っていた潜在能力が目覚めるかもしれません。
≪完結≫
マクロビオティックマガジン「musubi 2月号より」
www.macrobiotic.gr.jp
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