「春の病は、肝の疲れから」 笹をもっと知ろう会より
皆さん こんにちは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・漢方の麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
4月に入って、いよいよ暖かい春がやって来ました。
私も若い頃は、春の花を見て楽しむことはしていませんでしたが、ここ数年は若い頃に見過ごしていた木や花を目で楽しみながら春の訪れを肌で感じています 。
今日は、午後から笹をもっと知ろう会で、「春の病は肝の疲れから」というテーマで約1時間お話をさせていただきました。
そのお話の内容をご紹介させていただきます。
春というと草木が芽吹き、さわやかな風が吹いて、私たちの体にとても心地よいのですが、昔から“春の木の芽時”と言われますよ うに体調が変化しやすく、気をつけて過ごさなくてはいけません。
冬の運動量が少ない時期に溜まった体の中のスス(汚れ)が、雪解け水 のように一気に流れ出るのもこの時期で、ススの量が少なく血がきれいな時は良いのですが、冬の間に油物や甘い物、添加物等を多く食べて いると血が粘って汚れやすくなり…
・肝臓(疲れが取れない、だるい)
・目(目ヤニ、充血、かすむ)・筋 肉(肩こり、お腹や胸の張り)
・自律神経(イライラ、ヒステリー、キレる)
・子宮(子宮筋腫、子宮内膜症、生理痛、生理不順など)
・血管(血管が切れやすい、血管が詰まるなど)
などの症状が起きやすくなってきます 。
こんな症状の改善法は油物と甘い物を控える事と緑の濃いクマ笹エキスや筑後産クロレラを多く摂ること。そして、梅干やきび酢などミネラルの多い酸味を上手に使い、血液をいつもきれいに保つ事で す。
毎年この時期になると凶悪な事件が続くので心が痛みますが、東洋医学では血が汚れているとイライラしたり怒りっぽくなってくる (生理前のイライラや子供の疳の虫等)と言われますので、ご馳走が続いた後は粗食にして、血をきれいに保つように心掛けて下さい。
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