曼珠沙華(マンジュシャゲ)の効用
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
皆さんは、曼珠沙華(マンジュシャゲ)という花をご存知ですか?
初めて耳にする方も多いことと思いますが、実際に見てみると「なんだ、それなら知ってるよ!」という方が殆どだと思います。
【その花は、これです!】
麗明堂の入っているスーパーのトイレに飾ってあった、そう彼岸花(ヒガンバナ)のことなのです。
秋のお彼岸近くになると、道のあぜによく咲いていることからこの名が付いたそうですが、もう一つの名前である曼珠沙華は、法華経などの仏典に由来していて、『天上の花』という意味があるようです。これは、祝い事などの慶事が起こる前触れには、赤い花びらが天からゆらゆらと降ってくるという仏教の経典から来ていると言われています。
ということは、彼岸花がゆらゆらと散ったお彼岸過ぎには、お目出度いことが起こるということになります。
実は、ヒガンバナは、薬草の一つで、膝に水が溜まって痛い方の足の裏(湧泉のツボ)に湿布する薬草なのです。
食用とは別にしたすり鉢(彼岸花には毒性があるため)に、唐胡麻(トウゴマ)の殻をむいた白い実と、彼岸花の根の球根を練り合わせて、ガーゼかリント布に載せて足裏の湧泉のツボに湿布して一晩寝ると、ひざの水が取れて楽になる・・・
ということで、私が子どもの頃は近所のお年寄りの人たちが、麗明堂によく薬草をお求めに来られていました。
近ごろは、わざわざすり鉢で薬を作って足の裏に湿布する方は少なくなりましたが、いつも彼岸花の時期になると、その時のお年寄りの人たちの顔を懐かしく思い出します。
彼岸花の色といえば『赤』のイメージですが、その他に白や黄色もあって、何だか彼岸花が秋の運動会を応援しているように感じるのは私だけでしょうか?
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http://www.omoraji.com/reimei.shtml
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