節分は、大晦日?
皆さん こんばんは! 不妊相談ひとすじ20年 宮崎市の漢方相談薬局・くすりの麗明堂、一般社団法人認定の子宝カウンセラー 薬剤師の金丸です。
今日は、3月3日の節分です。
私が小さい頃は、節分の日は鬼を追い払うために炒った豆をまく『豆まき』が恒例の行事でしたが、近ごろは豆もまかずに恵方巻きをかぶりつくだけのお家も多いように伺います。
以前に、年配の方から
「2月4日の立春から新しい年に入るんだよ!」
と聞いたことがあったので、厄年の厄も、翌年の節分の日まで気を付けようとか、昨年の運勢も節分までは続くとか、そう思っていましたが、今日は、そのことについてお話したいと思います。
本来、節分というのは1年に4回あって、立春・立夏・立秋・立冬の前の日のことを指しています。
旧暦では、立春の頃が一年の始めとされ、最も重要視されていましたので、節分といえば、一般的に立春の前の日を示すようになったようです。
となれば、立春を新年とすると、節分は大晦日にあたります。
そのため、現在でも節分のことを「年越し」という地方もあるようです。
但し、大晦日・元旦が太陰太陽暦に基づき、月の満ち欠けを基本としていますので、節分の日と大晦日の日はなかなか一致しないようです。
つまり、タイトルの「節分は、大晦日?」の答えは、節分は大晦日には当たるけど、節分の日が大晦日の日とは殆ど一致しない が正解です。
私にとって2016年の申年は、いろいろなことが目まぐるしくバタバタした一年でしたので、2017年の今年は落ち着いた一年になるよう新年にお参りしたのですが、年が明けても相変わらず落ち着かないのでおかしいな~ と思っていましたら、旧暦でいうとまだ年が明けていないことに気が付きました。
ということは、今日は、旧暦の大晦日ですから、邪気を払うためにしっかり豆まきをしたいと思います。
そして、改めて明日の朝、神社に初詣に行って、皆さまのご健康とご多幸、そして2017年が皆さまにとって穏やかで幸多き一年になりますようお祈りしたいと思います。
このブログをご覧頂いて皆様のもとに、大きな大きな喜びとたくさんの幸せが訪れますように…
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