6年目の快挙
昨日の続きです。
もう一人午後にお見えになった2組目の方は、当店へ最初にご相談にお見えになったのが平成10年2月22日...なんと私とご縁があって6年目の快挙でした。いつも実家のお母様と毎月1~2回欠かさずご予約相談にお見えになっていましたので、従業員と「何とかできるといいね。」と話していたところに戴いた嬉しいご報告でした。妊娠された後、奥様の体調があまり良くないということで、ご主人様が漢方をお求めにご来店になりましたので、ご主人様にささやかなお祝いを差し上げて半分だけ万歳をしました。(奥様がお見えになった時に、もう一度万歳するために...)
すると次の日に、奥様から心温まる嬉しいメールを戴きましたのでご紹介させていただきます。(メール掲載のご了解をいただき、ありがとうございました。)
『金丸幸市様、スタッフのみなさまへ
こんにちは。昨日は、ステキなお花を頂いてとっても嬉しかったです。どうもありがとうございました。
縁あって佐土原まで通い始めて何年目になるでしょうか?
ようやく妊娠しました…って報告できることを嬉しく思っています。
ホントに「五月の生理が終わったら病院に行こうねっ。」て主人と話していた矢先のことでした。(笑)
今は体をいたわりながらがんばっています。
あきらめかけたこともあったけど…信じて飲み続けてよかったです☆
安定期に入ったら、お店に伺いたいと思ってます。』
このメールを戴いた時、5年3ヵ月間も一途にがんばってきた奥様の顔が浮かんできて私も涙が出てきました。奥様は大人しい方ですが、いつも前向きで「ちゃんと飲んじょったら、そのうち出来るじゃろ。まず私の体質を治さんと…」といつもにこにこ笑顔でご来店になられました。きちんと続けて飲んでいらっしゃったので、「ごめんね、なかなか授からなくて…」と何度も謝る私をとうとう一度も責めないまま、私を信じてがんばってこられたことに心から感謝申し上げます。病院があまり好きではないお二人に、私が何度も「そろそろ病院で検査を受けてきたら?」と勧めていたので、きっと神様が5年間努力したお二人に病院へ行く前にご褒美を授けてくれたのでしょう。本当におめでとうございます。
今日は従業員の塩月さんが、「先生を信じて続けてきて良かったね。」と言葉をかけているのを聞いていて、「私は神様じゃないんだからあまりプレッシャーをかけないで…」と苦笑いをしましたが、これは決して私が授けてあげたのではなく、昔の先人・先輩方が苦労して見つけてきた東洋医学の知恵を借りただけなのです。私も東洋医学がすべてだとはもちろん思っていませんが、西洋医学の治療しか試みていない方は、東洋医学も一薬剤師として試さない手はない!!(捨てがたいものである)と改めて実感しています。
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