命一番 NO.2

前回の続きですが、竹熊先生は農家のお生まれで弟さんが農薬のパラチオンで急性中毒にかかり、その事がきっかけで医者になろうと決めたそうです。そして医大を卒業された時に人一倍口が卑しかった先生自身が慢性肝炎で入院、その後肥満、アレルギー、肝臓病、高コレステロール、一年中風邪をひきどおし、そしてついに糖尿病にもかかり、このままではあと何年生きられるか?という状況で一念発起、菊地に養生園を作られたそうです。
そこで今の病気は『命である食』から侵されていることに気付き、百姓医者になられたということでした。徹底的に身体によい食にこだわり続け、食品添加物・化学調味料・そして農薬の入っていない食を食べて自分の身体を治したそうです。気が付けば子供の肥満・リウマチ熱・アレルギーも自然と良くなっていたそうです。
≪竹熊先生の養生語録に書き記された食訓≫
一.唾は良薬、胃の薬。噛めば噛むほど効き目あり。
二.腹八分目、胃の門限は九時。
三.小豆、大豆は肉に劣らず、命長らへ病なし。
四.品物の山で病となる。これ癌といえり。白米は粕とも書く。
   共に読んで字の如し。
五.文明病は砂糖漬け。甘い、甘え、甘やかす。これ文明の遺産なり。
六.塩はなくては生きられぬ。だが血圧も高い低いは塩加減。
七.農薬は農毒薬の略字なり。虫はころりと人間はじわっと殺される。
八.食は生き物、いのちなり。感謝なくてはいただけぬ。
竹熊先生の語録の中に「いのち一番、金は二の次」という言葉がありますが、高度経済成長以来、経済を優先して物をつくり続けた結果、ダイオキシンを始めとする環境ホルモンや農薬、食品添加物、重金属などの影響で男性の精子に奇形が増えている(頭が欠けている精子やしっぽが無い精子など)ことを考えてみると、今までの日本は「お金一番、いのち二の次」だったのかもしれません。でももう待ったなしの今、もうそろそろ目を覚ましていのち一番に気付かなければいけないのだと思います。
有吉佐和子さんが「複合汚染」という小説を書いたあと、竹熊先生と会われてお話をなさったのは何かの運命だったのかもしれませんが、私も竹熊先生同様ご縁のある方に一人でもこの話を伝えていきたいと思います。
だって今の地球があと100年しか持たないと言われて喜ぶ人は誰もいないのですから…

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