冷えの原因

 暦の上ではもう春になりましたが、この寒さはもうしばらく続きます。
 今回はこの寒い時期につらい“冷え”の原因についてお話したいと思います。(この事は子宝に恵まれるための体質改善とも深く関係がありますので、じっくり読んで下さいね…)
 冷えの原因のまず1つ目は、『エネルギー不足』によるもの。
寒さから、エネルギー源を取り入れてエネルギーを作ることができなくなっている状態です。腹部から下半身が冷えることによる胃腸の冷えを伴っていることが多いのですが、暖房の生活で冷たい飲食物を取ることによる胃腸の弱りが原因となることも多くみられます。また、エネルギーの代謝がうまくいかないと、ホルモンバランスまで乱れてきますので「不定愁訴」を引き起こす原因になるので注意が必要です。
 2つ目は、『体力不足』によるもの。
身体全体の機能が低下し、身体に蓄積したエネルギー源をうまく利用することができない状態です。恒常性を保つ自律神経やホルモン・免疫機能が低下した高齢者に多いのですが、最近では、食生活の歪みやストレスが原因となって若年層にも多く見られます。
 3つ目は『血液不足(栄養不足)』によるもの。
血液が身体のすみずみまで届かないので、熱や栄養を運ぶことができない状態です。原因としては、鉄や造血に必要な栄養素の不足、栄養素はあるのに造血能力が低下している事などが考えられます。
 4つ目は『血行不良(血が滞っている)』によるもの。
熱や酸素・栄養素を身体の末梢組織に運ぶことができない状態です。なぜ血行不良が起こるのかについては、血管の収縮・血液粘度の上昇・赤血球の凝集体質・白血球の異常膠着・赤血球の変形能の低下などが考えられます。
 こうして考えると単に“冷え”といってもいろいろな病気を引き起こす要素がたくさんありますので、原因を見極めてから改善していかなくてはなりません。
今まで既に私と相談された方は、どうして1人に2時間近くもかけて身体の様子を聞くのだろう?とお思いになった事と思いますが、相談者の身体の声(叫び)をしっかり聞くことによって、本当にその人に一番合った処方が選ばれてくるのです。本来の東洋医学が今の医療機関の体制では難しい(到底これほど時間は掛けられない)と言われるのは無理もない事だと私も感じます。だからこそ、麗明堂ではこれからも一人一人のお身体のご様子をじっくり見極める事にこだわり続け、本来の東洋医学の本質を守っていきたいと思っています。
毎年冬(今は夏場でも環境の変化で冷えますが…)に“冷え”でお悩みの方は、是非一度ご相談下さいね。

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